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  • 事業再生 / 倒産

DIPファイナンス・企業価値担保権への期待と背景

近時、事業再生の界隈においては、新しい融資を巡る議論が活発である。本稿では、近時のDIPファイナンスや企業価値担保権に関する議論を中心に、再生局面における新しい融資形態について概観する。まず、DIPファイナンスについては、米国連邦倒産法11章の手続開始後において経営権が維持される経営陣(Debtor in Possession)に対する与信行為が本来の用法であることを確認する必要がある。また、後述する企業価値担保権については、岸田首相が主張した「新しい資本主義」とも関連して検討が行われたという政…続きは下記PDFファイルからご覧ください。

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著者等 Authors

柴原 多

柴原 多 Masaru SHIBAHARA

  • パートナー
  • 東京

80件余りの企業の再生・倒産案件を踏まえ、多角的な観点から、M&A、ファイナンスの調達、私的整理における金融機関とのコミュニケーションに尽力。また従来より、上記案件に加えて、幅広く利害の対立する事業継承案件(家族憲章の作成等)に注力するとともに、クライアントおよびクライアントの属する業界環境・経済的実態を踏まえ、複数の訴訟案件に対応する。